SAPにおける周辺システム(ECサイト)連携

(BtoB製造業様)



            背景

            BtoBがメインの製造業のお客様において、BtoC用のECサイトを立ち上げる新規事業を行うことになりました。ECサイトと基幹システムの連携において、単にシステム要件を落とし込むのではなく、「在庫管理の適正化」や「EC経由での販売拡大」という観点から課題設定を行い、EC拡大のロードマップ作成まで行いました。

            狙い

            要件定義~移行まで一貫してプロジェクトを支援することで、「ECサイト側で求める機能要件の連携(在庫のリアルタイム反映など)」「安全なセキュリティの構築」を基本品質としつつ、「ECサイトでの販売拡大」「生産計画などのマネジメントレベルの維持・向上」を図りました。

            グラビス・アーキテクツの役割

            ●多様な視点から“あるべき業務”を企画・整理

            新規プロジェクトであり、また、クライアント内ではBtoCビジネスの知見がまだ蓄積されていませんでした。そこで、グラビス・アーキテクツは、「システム連携」という枠に限定せず、

            • EC販売拡大のために

            • 安全なセキュリティ確保のために

            • 販売~生産~物流のチェーン(サプライ&デマンドチェーン)を効果的につなげるために

            といった様々な視点から業務要件の整理を行いました。

            ●実効性を重視したシステムデザイン

            スムーズな導入・利活用の実現のために、現在の「引当/納期回答」「価格決定」「返品」等の業務やマネジメントの状況に即した課題を明確にし、「理想と現実」のバランスをとりながら業務およびシステムの要件を確定させました。



            成果

            ●ECサイトを活用した新たな販路の確立

            販売部分だけではなく、ロジスティクス領域も含めコンサルティングを実施したことにより、EC販売による拡販とロジスティクス業務改善を実現しました。


            担当コンサルタント

             金 英樹
             仲林 功丞